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WBC世界バンタム級タイトルマッチ、長谷川穂積対ウィラポン・ナコンルアンプローモーション戦。長谷川が世界王者を初奪取した試合の再戦は、王者長谷川のTKO勝利で終わった。37歳のウィラポンに対し、25歳の長谷川。辰吉丈一郎を壮絶な失神KOで破った常勝王者も、年齢による衰えは隠しきれなかった。序盤からテクニックで打ち合いに持ち込みたい挑戦者を、王者長谷川が足で揺さぶる。今は何位?
6回にはアッパーで、ウィラポンがよろける場面も。終始手数で上回り、ポイントでは問題なかった長谷川が唯一危なかった場面は、7回。ウィラポンが望んでいた、接近戦での打ち合いに応じた場面。さすがに打ち合ってしまうと老獪なテクニックを持つ前王者は息を吹き返す。セコンド陣に指摘された長谷川は接近戦を回避し、再び足で揺さぶる戦法に戻す。 ![]() ![]() ![]() ![]() そして訪れた9回。23日の調印式で「同じグローブを使いたい」と精神戦を仕掛けたウィラポン陣営。それは判定では勝てないと悟っている証拠でもあった。ただでさえ地元国選手に比較的甘い採点となるボクシング。K-1の武蔵に対する採点ほどではないが、甘いのは誰の目にも明らかである。8回を終わったところでのウィラポン陣営の試算では、判定勝ちは既に難しいと踏んでいたはず。 気合いを入れ直した9回。明らかにウィラポンはカウンターのパンチを狙っていた。そんな中、開始わずか19秒で長谷川の右カウンターパンチ。これぞクロスカウンターと言えるようなパンチがウィラポンの顎を打ち抜き、ウィラポンはマットに沈んだ。どこから見ても疲労困憊の顔。その疲労は9回の一発だけではなく、8回までに長谷川がコツコツ当ててきたパンチが確実に相手のスタミナを奪っていた証拠であった。 ![]() 色んなところで言われているが、今やWBCと言えばワールド・ベースボール・クラシック。裁判での敗訴や破産のゴタゴタがあった世界ボクシング評議会は、権威が薄れてきている。ちなみにhttp://www.wbc.comは、WorldBizClubという組織のHPである。現在、HPはメンテナンス中。野球のWBC目当てのサイト訪問者が集中し、サーバーがパンクしたのか?何の組織かは謎である。 ふと思ったのだが、ウィラポン・ナコンルアンプロモーション。芸能人で誰か似ている。誰かと思えば、電車男の伊藤淳史。いやっ猪八戒の伊藤淳史である。どっちでも良いが、KO負け直後のウィラポンの表情は、気が抜けて伊藤淳史そのものだった。 ![]() ![]() 大相撲14日目。横綱朝青龍は、怪我の琴欧州を全く寄せ付けず盤石の相撲。白鵬も一敗を守り、賜杯の行方は千秋楽に持ち越された。負け越せば大関陥落の魁皇は、7勝7敗の五分に。負け越せば即引退発言を撤回した魁皇だが、出来れば勝ち越して欲しい。そんな魁皇が賜杯を左右する。千秋楽は、魁皇対白鵬。魁皇が大関陥落を逃れれば、朝青龍が有利になる。そんな朝青龍は、今場所綱取りに失敗した栃東が相手。綱取りを失敗したうっぷんを栃東が晴らせるのか。いろんな怨念が渦巻き、一番で全てが決まる千秋楽。私の望みは、魁皇が勝って大関に留まり、栃東が意地を見せ、決定戦で「それでも朝青龍はやっぱり強い」と。さてどうなるか。 ランキングを見てみよう!
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