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2月18日、新日本プロレス両国国技館大会「Circuit 2007 NEW JAPAN ISM」最終戦。新日本に初来日の元WWE戦士カート・アングルは永田裕志と組んで、ジャイアント・バーナード、トラヴィス・トムコと対戦。14分43秒、永田裕志がナガタロック2でトラヴィス・トムコからギブアップを奪い快勝、新日本初参戦で強烈なインパクトを残した。観客11,500の超満員札止め、やはりカート・アングル効果である。今は何位?
試合開始後、初リングインで手始めにトラヴィス・トムコにジャーマンの洗礼。カール・ゴッチからアントニオ猪木に受け継がれたつま先立ちで放つそれではなく、べた足で頭も相手の背中に密着させて放つアマレススタイルのジャーマン。ジャーマンに続いて相手の蹴り足を取ってのアンクル・ロックで会場の雰囲気は最高潮。新日フリークだけではなく、WWEをフジテレビ深夜で見ていたミーハー族、それに生粋のWWEファンが相当数いる雰囲気である。 ![]() 試合中には、トムコに対してアンクル・ロックとナガタロック2を同時に掛ける合体技も飛び出し観客は大盛り上がりだったが、決め技は誰が決めたのか?普通、この状況だったらカート・アングルに花を持たせるでしょう?カートが永田に敬意を表していたとしても、超大物が参戦したらファンサービスも込めて決め技を譲るのがプロレスのルール。ファンが何を求めているのかが分かっていない。だから永田はプロレス知能指数が低いのだ。 試合後の会見では、近い将来NWA王者になる自分とIWGP王者になる永田で日米の王座統一戦を行う構想を明らかにして、永田裕志と一騎打ちを誓い合った。11日にTNAでNWA王者クリスチャン・ケージに挑戦、惜敗したカート。ただストーリー上、どこかの段階で王者に輝くことはまず間違いない。対する永田はIWGP王座復権はかなうのか?サイモン猪木からの評価が低い永田。ストーリーにも絡ませて貰えないかも知れない。 ![]() そしてカートから、もっと興味深い一言が。「帰国後、総合格闘技団体との会談が1件、入っている。たぶん5月に試合をする」。UFCなのかPRIDEなのかHERO'Sなのか?それとも個人資産ウン千億のボードックなのか?サイモンは既に次のオファーを出したようだが、新日−TNAラインが保持できて、カートの新日への再来日も見込めるとなると選択肢は限られてくる。具体的な団体名は明かさなかったカートだが、果たして。 それにしてもカートは今の体で総合ができるのか?オリンピックで金メダルを獲得する前から付き合っている首の持病、WWEで定期的な診察を担当していたヤングブラッド医師は「自分が今まで診察した中で、スティーブ・オースチンの次に状態が悪い、ボロボロの状態」と評し、早期手術を勧告。カートは長期離脱となる手術を拒み、騙し騙し試合を続けたため症状は悪化の一途を辿り、WWEは非公式に引退勧告まで行った。 2003年レッスルマニアでのブロック・レスナーとの試合前あたりでは、状況は最悪。首の故障が原因で手足が慢性的なマヒ状態になり、神経伝達物質の伝達異常が原因で初期ガンに変異する可能性の高い物質の発症まで確認、化学療法まで受けた。レッスルマニア本番でも試合開始直後に足を肉離れ。試合が出来る云々の状態ではなく、将来健康で一般的な生活が出来る保証もないような状態だった。 加えてカートが受けた首の手術は、WWEの推奨するヤングブラッド医師の手術ではなく、ハエ・ドング・ショー医師という別の医師が独自に推奨する手術。首を本来の状態に戻すよりも、悪い部分を取ってしまって間引き、ディスクで補強する手術だと言われ、通常の手術よりも復帰までの期間が大幅に短縮できるという。カートがこの医師を選んだ理由も、早く復帰したいから。オースチンやベノワが1年以上復帰までに費やしたのに比べ、カートは約半年で復帰した。 しかしWWEを解雇されたのも痛み止め薬の常時服用が一因とされ、WWEの改善要求に従わなかったため解雇されたと噂される。それもこれもカートは試合に出たいが為。カートは自分の体の状態・選手生命を熟知しており、手術をした場合の休養期間と選手生命のボーダーラインを天秤に掛けていると思われる。18日の試合でも開始早々に右膝を痛めていたことを明かしたカート。満身創痍の状況は変わっていないようだ。カートの総合参戦は吉と出るか凶と出るか? カート・アングル最新情報は、こちらからblogrankingへ ![]() この記事のトラックバックURL
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